EFOツール比較14選│EFOの概要・機能・選び方を解説!無料ツールも紹介!

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この記事では、ECサイトにおいてEFOツールを活用したい方向けに、EFOの概要や機能、おすすめのツールを紹介します。EFOツールの導入を検討中の方は参考にしてください。

EFOとは

EFOとは、「エントリーフォーム最適化」の略称です。これは、WebページやECサイトでユーザーが情報を入力する際に離脱するユーザーを減らすことで、コンバージョン率を改善するためのマーケティング施策です。
EFOツールを活用すれば、PDCAが早く回るようになるため効率的にEFO施策をすることができます。購入数が伸び悩んでいる場合は、ツールをうまく活用しながらEFO施策の実施を検討してみるのがおすすめです。

EFOツールの概要

EFOツール(Entry Form Optimization Tool)は、WebサイトやECサイトに組み込まれた入力フォームを、ユーザーがスムーズかつ効果的に入力できるように最適化するツールの総称です。
EFOツールには、二つのタイプがあります。

ASP型

ASP型EFOツールの特徴は、ツールが生成したタグを配置することで、コードを書かずに手軽にフォームを作成できることです。初期費用は抑えつつも、月額のランニングコストが発生します。

ただし、表示をJavaScriptやPHPを使用している場合や、ECサイトプラットフォームなどの外部システムを採用している場合は、タグの設置ができない可能性があります。事前にタグの設置が可能かどうかや、タグを設置した後のエントリーフォームの表示状態を確認しておくことがおすすめです。

サーバーインストール型

サーバーインストール型EFOツールは、ツールをサーバーにインストールすることで使用できるタイプで、一度インストールすることで、その後の設置が必要ないため、初期費用のみのコストを抑える利点があります。

ただし、動作環境を確認する必要があり、EFOツールを正しく動作させるための環境構築が必要な場合があります。そのため、ASP型よりも導入にやや時間がかかる場合があります。

EFOツールの必要性

ECサイトでは、ユーザーが登録や申込みを完了する前に離脱するケースが多発しています。その背景には以下のような課題が存在しています。

  • 各項目の入力が手間がかかる
  • 見やすさに欠ける
  • 操作が煩雑
  • 具体的な入力内容が不明瞭
  • 原因不明のエラーが発生し、解決策が不明
  • 項目が多い場合、誤った入力を修正するのが手間がかかる

これまで、入力フォームの改善は事業者に依頼することが一般的で、それには相応のコストと時間がかかっていました。しかし、今回紹介するEFOツールを活用すれば、手間と時間をかけずに、フォームの改善施策を簡単に実装できるようになります。そうすることで、ユーザーの負担が軽減されて購入率の改善に繋がります。

EFOツールの機能

EFOツールには、ユーザーのフォーム入力時の負担を軽減し、離脱を防ぐ機能があります。EFOでは、ご自身が担当されているサイトのユーザー離脱原因を解消する機能を実装することが必要です。具体的な機能を、以下の表にまとめました。

入力支援機能 住所自動入力 郵便番号を入力することで、対応する住所を自動入力
リアルタイムアラート 入力不備の即時判定
置き換え入力 ひらがな、カタカナへ置き換え変換、全半角を置き換え変換
サブミットブロック 入力ミスや入力漏れを察知し、先に進めないように制御
ガイド支援 入力項目の例や注意点などのガイド
アカウント連携 様々なWebアカウントと連携することで新規での登録が不要
離脱防止機能 プログレスバー 入力終了までの目安の表示
離脱防止確認 ページの離脱を検知すると、メッセージを表示し、離脱防止
分析機能 離脱の多い箇所などを可視化し、改善箇所の提示

参考:EFOツール比較10選。入力フォームの最適化に効果的なのは?

EFOツール導入のメリット・デメリット

EFOツール導入
メリット 離脱率の低減 ユーザーの入力を支援するため、各入力作業を簡略化し、ユーザーの負担を軽減。これにより、離脱を予防し、入力完了率の向上が期待できる。
効果検証精度の向上 EFOツールを導入することで、入力者が問題を抱える部分が可視化され、的確な改善策を検討できる。

また、サイト全体のデータの計測ができるため、ツールを導入しない場合と比べ、施策に対する評価と改善のPDCAサイクルを早く回すことができる。

フォーム導入時の開発コストの最適化 フォーム開発には、フォームのタイプごとに異なった専門知識が必要。そのため開発には時間と費用が掛かるが、EFOツールを導入することによって、フォームの改善に必要な機能の開発が、タグを貼り付けるだけで実現。これにより、開発時の工数とコストを削減し、効率的なフォーム導入が見込める。
デメリット 運用コストがかかる EFOツールの導入には、各ツールごとに異なる月額費用や初期費用が発生し、機能が充実している場合、初期費用が30万円、月額費用が3〜5万円かかる場合がある。

月額1万円以下のツールも存在するが、必要な機能が不足している可能性があるため、慎重な選定が必要。

最適化失敗の可能性 EFOツールを用いて入力フォームを改善する場合、入力項目が不足する、デザインが大きく変更される、情報が不足してサービス提供が難しくなるなどの可能性がある。

また、外部情報との連携機能を使用する際に、個人情報漏洩のリスクの検討が必要。改善が失敗すると、使い勝手の悪化による、既存ユーザーの離脱が懸念されるため、リスクを考慮し、ツールの活用計画を検討することが重要。

参考:EFOツール比較10選。入力フォームの最適化に効果的なのは? 

EFOツールの比較ポイント

必要な機能の有無

EFOツールは、それぞれで機能が異なります。ページから離れようとしたり、一定時間入力がないまま時間が経過すると警告が出る、背景カラーリングによる入力箇所のわかりやすい表示や郵便番号の入力による住所の自動反映など、外部サービスとの情報連携などの多くの機能が利用可能です。

入力フォームの改善を測るためには、必要な機能を見直し、自社に必要のある機能が搭載されているものを選ぶのが基本です。

さらに、必要のない機能をオフにするなど、使い勝手の良いカスタマイズが自由にできるものについても確認しておきましょう。

ECサイトとの連携

インターネットの普及により、ECサイトでショッピングをする人が増え、ECサイトを利用するには会員登録など、さまざまなフォーム入力が必要です。そこで、ユーザーが入力をしやすく、使いやすくする手段としてEFOツールの導入が進んでいます。

費用対効果

従来であれば自社にてサイトの作成、運営をしていくには専門家に依頼することが必須でした。
しかしEFOツールを導入することにより専門家に依頼する必要性がなく、運用にかかるコストを大幅に削減 することができます。
ただし、機能に関しては充実しているかよりも自社の目的に沿った機能、「入力支援機能」、「離脱防止機能」、「効果検証」が自社にとって有益な物であるかどうかが重要です。

参考:EFOツール比較10選。入力フォームの最適化に効果的なのは?
参考:【2023年版】EFOツール・サービス おすすめ11選を徹底比較(フォーム最適化) – NotePM

おすすめのEFOツール

フォームアシスト

金融業界で70%のシェア率を誇り、利用実績が5,000以上のあるツールです。10年以上のデータの蓄積による独自のノウハウを提供しており、ユーザーへの入力アシスト機能を30種類以上組み込み、独自の技術で特許を取得したオートコンプリート一括入力など、入力支援機能も搭載しています。カスタマイズやABテストの設定などのコンバージョンを改善する機能も充実しています。
さらに、Web解析士の資格を保有する専任担当者がコンバージョンアップに向けた分析を行うため、改善の知識がなくても安心です。

料金:詳しい料金の詳細はサービス提供会社へ直接お問い合わせください
参考:「フォームアシスト

EFO CUBE

入力フォーム改善に強く、返金保証付きのEFOツールで外部IDとの連携機能を使用することで、Yahoo! JAPAN IDやFacebookのユーザー情報が自動反映ができることで利用者の負担低下、離脱率低下を図っています。
また、氏名や住所、ドメイン、項目数の入力補助機能を持ち、計26種類を搭載しており、それぞれの機能の選出は過去の実績、ヒアリングを参考に提案してもらえます。
データ解析の機能は、利用ユーザーの離脱が多い地点の分析や項目別でエラーの回数などの細かな分析をした後、レポートの作成が可能です。
オプション内にある機能の「会社情報自動入力」も特徴的な機能であり、企業の名寄せ、表記ゆれの問題を解決し企業分析の工数を減らしています。

料金:月50,000円、初期費用なし
参考:「EFO Cube

Gyro-n EFO

タグを挿入することにより今あるフォームの変更をする事なく利用でき、テスト環境が搭載されているツールです。スマートフォンのフォームを最適化する事に完全対応しており、PCサイトと同じレベルでフォームの最適化が可能になっています。
Yahoo! JAPAN IDやFacebookに登録済みのプロフィールデータの連携ができ、「SATORI」、「Pardot」、「Marketo Engage」、「HubSpot」などのマーケティングオートメーションへの連携に対応しています。
また、「住所入力ナビ機能」をEFOと併用することで「GPS位置情報」を利用した住所入力が可能となるツールです。

料金:月15,000円~、初期費用なし
参考:「Gyro-n EFO

エフトラEFO

フォームの改善や成果最大化に必要な機能を提供するツールで、ボタンひとつでフォームを取り込み15分程度で設定できるなど、管理画面の中からEFOの設定の変更や登録が可能なツールです。
大きな特長は「プレビュー画面」です。操作に不慣れでも画面切り替えをする必要がなく、実際の動作をその都度確認できます。2種類の本番用とテスト用のタグが発行可能で、誤ったレポートが反映される心配もありません。

料金:月30,000円、初期費用30,000円~
参考:「エフトラEFO

GORILLA EFO

タグを設置で使用することが可能なツールで、入力のサポートはPC、スマホ共に対応、チャット画面のようなフォームや、画像、リンク等のポップアップを表示させる機能があります。
フォームを分析する機能については期間毎や項目毎、ブラウザ毎の各種レポートを作成可能で、ABテストの項目別レポートに対応しています。また、月額費用が抑えられるため、導入しやすいというメリットもあります。

料金:月9,800円 〜5フォームまで、初期費用30,000円
参考:「GORILLA EFO

EFOcats

EFOcatsは、入力フォームを1画面につき1質問の形に変更できるツールです。既存のフォームを編集せず、タグの設置のみで利用を開始できます。スマホ入力を考慮した11種のサポート機能が用意され、期間、項目、デバイス別で「訪問数」、「離脱率」、「完了率」、「所要時間」のレポートを確認できます。ユーザーの離脱しやすい箇所を特定し、機能改善へつなげられます。

料金:スマホ向けサイト1つの場合 月30,000円~、初期費用30万円
参考:「EFOcats」

スマートUPフォーム

スマホの入力に特化したツールで、スマホ専用の機能以外はPCにも対応しています。
独自の機能も搭載しており、スマホ用のキーボードの搭載、スマートフォンの位置情報取得で、住所を自動入力することが可能、エラーのチェックをリアルタイム行う、記入漏れが発生しているままの送信を防止など、入力支援機能を搭載しています。
解析レポートの機能においては、フォームの解析、フォームの項目毎で解析、離脱アラートの解析で、PVの入力コンプリート率やテキストへの入力に対してフォーカス、入力が可能になった状態の回数や離脱を感知した際の確認アラート効果の計測が可能です。
また、サーバーに直接インストールするタイプで初期費用のみで導入ができ、継続的な月額コストがかからないことも特長です。

料金:初期導入費用のみ 60万円~
参考:「スマートUPフォーム」

BOTCHAN EFO Premium

自社専用のチャットフォームを手軽に作成できるEFOツールで、チャットフォームの自動生成システムを活用しており、最短10秒で完成します。これまでの導入実績に基づき、効果のあるフォームテンプレートが開発され、会員登録や資料請求などに関連する複数のテンプレートが提供されています。さらに、決済代行、MA(Marketing Automation)、SFA/CRM(Sales Force Automation/Customer Relationship Management)、プラットフォームなどの様々なサービスやAPIとの連携も可能です。

料金:月50,000円〜、初期費用30万円
参考:「BOTCHAN EFO Premium

sinclo

離脱防止機能(EFO)を搭載したチャット型ウェブ接客ツール。このツールは、チャットボットにメール署名を手軽にコピー&ペーストすることで、手間のかかるフォーム入力を自動で完了する「署名解析機能」、独自の機能をを提供しています。
ウェブサイト訪問者が特定のページから離脱しようとすると、離脱の防止に特化している内容のチャットボットが即座に画面上に表示されます。これにより、再びアプローチをかけることが可能となります。同時に、有人チャットへのスムーズな誘導も行い、サイト訪問者の離脱を総合的かつ効果的に防ぐことができます。

料金:9,440円~ + 月20,000円(離脱防止機能オプション)
参考:「sinclo

GENIEE CHAT

離脱率を最小限に抑え、コンバージョン率を向上させるための入力アシスト機能や入力補助の機能を搭載しているチャットツールで、対話形式の簡単な問いに答えるだけで、「名前」「メールアドレス」などの必要な情報を入力できるため、ストレスなくスムーズな対話が可能です。途中で離脱しても、再訪時には情報を引き継いだ状態で継続できるため、フォーム入力完了の割合を高めてくれることに期待できます。
さらに、チャット内での購入前後にページ遷移することなく、アップセルやクロスセルを実施できるのが魅力です。専属のカスタマーがそれぞれの企業へ最適なシナリオを構築することで、コンバージョン率の改善案の企画や提案も提供してくれます。これにより、企業は運用工数を削減し、より効果的なチャットEFOツールの活用が可能となります。

料金:初期費用30万円、月、成果報酬型
参考:「GENIEE Chat

Rich EFO

Rich EFOは、ディーエムソリューションズ株式会社が提供する、ユーザーを逃さない入力フォーム最適化ツールです。同社はWebマーケティング会社として、独自に開発しました。Rich EFOには業界最大級の機能が搭載されており、入力支援ツールや成果を最大化するための分析機能、そしてWebマーケティング会社ならではのノウハウが充実しています。
参考:「Rich EFO

formy

formy(フォーミー)は、資料自体の請求数の向上を目的としたツールで、フォームの作成からデータの収集・分析、そしてフォームの改善まで、一連の作業が容易に行えます。これにより、業務の効率を向上させることができ、EFOを初めて導入する企業にも利用しやすいツールとなっています。初回申込みでは30日間の無料トライアルが可能であり、初月以降も月額6000円という分かりやすい料金プランで継続利用が可能です。

formyでは、項目を選択するのみで容易にエントリーフォームの作成ができます。自動的にデータが収集されるため、各記入項目の数などを分析するのも容易です。さらに、管理画面から簡単にフォームの仕様変更ができるため、最適なフォームの改善がスムーズに行えます。

料金:月6,000円
参考:「formy(フォーミー)

SiTest

SiTestは、EFOツールで、ヒートマップ解析、A/Bテスト、フォーム改善がオールインワンで実現できます。これらの機能を素早く処理できるため、課題の発見から改善までのプロセスに速やかに対応可能です。開発は「インターネット広告代理店」が担当し、広告連携機能も充実しています。導入前後には無料サポートが提供され、導入前には無料のオンラインデモで使用感を体験でき、導入後は無料でカスタマーサポートを利用できます。

SiTestには「8つのヒートマップ解析ツール」が標準で備わっており、ユーザーの行動を視覚的かつ分かりやすく表現します。A/Bテストの設定が簡単であり、ランディングページを迅速に最適化できます。また、AIによるアクセス解析が搭載されており、瞬時に課題を発見できるレポーティング機能も提供されています。

料金プラン:お問い合わせ
参考:「SiTest

参考:EFOツール比較10選。入力フォームの最適化に効果的なのは?
参考:EFOツールとは? 基本的なメリット・デメリットを紹介
参考:【2023年版】EFOツール・サービス おすすめ11選を徹底比較(フォーム最適化) – NotePM

無料のEFOツール2選

EasyMail

今回ご紹介する中で、唯一自身のサーバー内に設置するタイプのツールです。元々は入力フォーム作成ツールとして開発されており、フォームのデザインにおいても高い自由度があり、自分のサイトに無理なく組み込むことが可能です。現時点では、以下のEFO機能が提供されていますが、今後もバージョンアップによって新たな機能が追加される予定です。

  • エンターキーでの誤送信防止
  • 離脱防止アラート
  • 記入例を表示するプレースホルダー
  • 時刻を時刻セレクトから入力
  • 日付をカレンダーから簡単入力
  • ファイル添付の選択アシスト
  • 郵便番号から住所補完・住所自動入力機能
  • 再入力項目の一致チェック
  • これらの機能を通じて、より使いやすく便利な入力フォームの実現が期待されます。

formrun

formrun(フォームラン)は、ASP型のフォーム作成ツールで、一部機能に制限がありますが、利用料が0円の無料プランが提供されています。
提供されるEFO機能には、以下のようなものが含まれており、また、設置も簡単に行えます。

  • メールアドレス再入力との一致チェック
  • 郵便番号による住所補完
  • エラー時にボタンの表示を変更する
  • エラー項目の要素を表示する
  • 数字・桁数・必須項目のバリデーション(妥当性チェック)
  • フォームの送信確認・離脱抑止・途中保存

また、顧客管理機能との連携が可能であり、利用者がどこまで入力したのか、入力を終えたのか、諦めて離脱したのかに関する情報を把握し、改善に活かすことができます。これにより、チームで共有することも容易になります。

参考:EFOツールが無料!おすすめ6選とメリットを比較【2023年最新版】 | 無料のメールフォーム作成ツール「EasyMail(イージーメール) 」

まとめ

本記事では、EFOツールの概要からおすすめのEFOツールをまとめました。

EFOツール導入のメリットは、離脱率の低減や効果検証精度向上、フォーム導入の効率化が挙げられます。一方で、デメリットは導入コストの増加や最適化失敗の可能性があります。比較ポイントでは、必要な機能の有無やECサイトとの連携、費用対効果が重要です。自社に必要な機能を検討し、慎重な選定が必要です。

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